海外から送られてくる荷物の梱包は、人それぞれでいつも楽しみだ。 自分には読めない言語の新聞や再利用されたパッケージ、目新しい切手。 ある時のウクライナからの荷物には、キリル文字の新聞といっしょに、おそらく子どものドローイングが丸められてクッション代わりになっていた。 なんとなく光射す芝生のように見えるその絵は、僕に植物のことをよく思い出させたのだった。
2016, Studying about something