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狩野 哲郎
2004-2012.


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Exhibition

宮津大輔氏がキュレーションする、横浜黄金町・竜宮美術旅館取り壊し前最後の展覧会に参加します。
黄金町バザール2011で、2階バルコニーに制作したインスタレーション作品を館内の和室まで拡張した新作インスタレーションを制作します。


「RYUGU IS OVER!! ー竜宮美術旅館は終わります」
会期:2月17日(金)~3月18日(日)(全20日間) 開館時間:月・金・土・日/13:00~21:00 入場料:500円(会期中何度でも入場可)
-
参加作家(全14組):青田真也/淺井裕介/臼井良平/狩野哲郎/志村信裕/武田陽介/冨井大裕/丹羽良徳/森田浩彰+大久保あり/八木貴史/安田悠/SHIMURABROS./mamoru/Yu Cheng-Ta

-
キュレーター:宮津大輔
空間演出:LPACK
プロジェクトマネージャー:野田智子
主催:「RYUGU IS OVER!! ー竜宮美術旅館は終わります」展実行委員会
協力:AI KOWADA GALLERY/青山|目黒/ARATANIURANO/タカ・イシイギャラリー/Chi-Wen Gallery/無人島プロダクション/YUKA TSURUNO/Yumiko Chiba Associates

http://ryugubijuturyokan.org/

Exhibition


3331で開催されるグループ展に参加します。 昨年夏から冬にかけてアートスペース/プロジェクトを巡回する機会をいただいたプログラムの成果発表展です。 同時開催で3331に滞在した作家の成果展AIR3331も開催されます。
僕は滞在した大館、札幌、別府(とその移動過程)で撮影した写真シリーズを20点ほど展示予定です。


巡回型アーティスト・イン・レジデンス成果発表
「Move Arts Japan」展
日程: 2012年02月04日(土)~2012年02月19日(日)
備考: ジョイントオープニングパーティー/オープニングアクト:2012年2月4日(土) 18:00-20:00 *ご予約不要
時間: 12:00-19:00 ※最終入場30分前 休み: 火曜日 料金: 無料
会場: アーツ千代田3331 1F メインギャラリーB・D
アーティスト:岩井 優、嘉手苅志朗、狩野哲郎、久恵真由美、齋藤雅宏、斉藤幹男、松田壯統、山田健二


「Move Arts Japan」には、アーティストがアーティスト・イン・レジデンスプログラム(以下AIR)を通して「Move=移動」、日本全体を「Move=感動させる、動かす」というメッセージを込めています。 本展では、全国のAIRネットワークをつなぐウェブサイト「Move Arts Japan」の始動に先駆け、8名のアーティストが複数のAIRを巡った体験の成果発表を行います。

http://movearts.jp/

Event

北九州市のOperation Table(QMAC)にて開催中の個展関連企画として、アーティストの鈴木淳さんをゲストに迎えてトークイベントを行います。

狩野哲郎 KANO Tetsuro 無名の鳥 Anonymous Birds  アーティストDUO トーク with 鈴木淳&レセプション

2012年1月29日(日)18:00〜 参加費 トークのみ 500円 レセプション 1,000円〜

「僕が鈴木淳さんに8年前に聞きたかったことといま聞きたいこと」

鈴木淳さんとは2004年に取手アートプロジェクトという展覧会に出品したのがきっかけではじめて会いました。
当時、僕は東京造形大学のデザイン学科の4年生でした。 それまで、学内や自主企画で作品の制作はした経験はいくつかありましたが、この展覧会は僕にとって今の作品につながるような形の作品としてはほぼはじめてと言ってもいい公の発表機会でした。 鈴木さんは北九州から取手まで何度も往復して制作や展示をしていたと記憶しています。 その中で食事時や宿舎でいろいろ質問をしたような気がします。 何を聞いたのか、何を聞きたかったのかいまの僕には正確には思い出せませんが、8年前の僕はそもそも北九州を訪れたことがありませんでしたし、アーティストと会ったこともあまりなかったことは確かです。 8年前の僕は、質問にもなっていない質問をしたかもしれません。 変わらないことといえば、8年前にも鈴木さんの作品に興味があって、いまも鈴木さんの作品に興味があるということです。 変わったことといえば、僕は北九州に訪れたことがあって、アーティストと呼ばれるようになったことくらいです。 そしていま僕は、また質問にもならない質問をしてみようと思っています。 

(なぜ、鈴木淳さんにトークのお願いをしたかという簡単な説明に代えて)
2012年1月 狩野哲郎

Exhibition


北九州市のアートスペースOperation Table(QMAC)にて、写真作品「無名の鳥」を未発表プリントも含めて再構成した個展を開催いたします。
インスタレーションのためのスタディとして日々撮影している写真シリーズ「Studying about something」の中から選ばれた、さまざまな環境の中の鳥についての30点ほどの写真によって構成される展覧会です。


「無名の鳥/Anonymous birds」
2011年12月23日(金)―2012年2月5日(日)
土 、日、祝 11:00 - 18:00 オープン
週日は予約制:090-7384-8169


<関連イベント>
12.22(木) アーティスト・トーク&レセプション 19:00-
12.23(金・祝) アーティストが会場にいます。15:00- アーティスト・トーク

Operataion Table
operation-table.com
福岡県北九州市八幡東区東鉄町8-18
093-651-1215, 090-7384-8169
e-mail info@operation-table.com

Operation Table とは…
Operation Tableは昭和の面影濃い八幡東区にある旧動物病院を改装したアーティスト・イン・ レジデンス/オルタナティヴ・スペースです。
床や壁もタイル張りそのまま、手術台や無影灯、医療器具の棚や容器、薬局・受付を残して展示に利用、 3機の手術台が中心に置かれ空間の主役になっています。19世紀フランスの詩人、ロートレアモン伯爵 『マルドロールの歌』の一節「手術台の上のミシンと蝙蝠傘の出会い」はシュルレアリストに大きな影響 を与え、20世紀初頭の芸術運動において新しい感覚や思考を切り開くインデックスとなりました。 その「異種の出会いの衝撃」をこのスペースの旗頭に掲げています。思いがけない仕掛けによってアート の驚きや歓びを響かせる空間にできればと願っています。

Exhibition
(終了しました)

東京都現代美術館とブルームバーグL.Pによる新プロジェクト「ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト」内の企画で個展を開催します。


ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト#1 狩野哲郎展
「自然の設計/Naturplan」
会 期 2011年10月29日(土)〜11月27日(日)  休館日 月曜日 時 間 10:00 - 18:00
観覧料 無料(どなたでも自由にご覧頂けます) 主 催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
協 賛 ブルームバーグL.P.
会 場 東京都現代美術館 パブリック・プラザ

〒135-0022 江東区三好4-1-1(半蔵門線清澄白河駅B2出口から徒歩9分)
03-5245-4111(代表)03-5777-8600(ハローダイヤル)

||||||||||||||||||||||||||||
私たちが思っている「自然」と、たとえば鳥にとっての「自然」は同じでしょうか。
狩野は人間のために作られた既製品を空間に配置し、その中に鳥を招き入れます。
鳥にとってその場所は美術作品ではなく、偶然にあらわれた遊び場や
休憩所のようなもので、広い世界の一部のはずです。

木場公園内に建つ東京都現代美術館は、美術を鑑賞する場という機能を
持つと同時に、鳥たちの生活環境の一部でもあり、
外側の環境と地続きにつながっています。 

このたびの展示で狩野は、美術館の敷地に一時的に出現する
パヴィリオンを鳥のための大きな巣箱に仕立てます。 
流れる時間も感じるスケールも人間とは異なる鳥のために
設計された空間は、私たち人間にとってもまた新しい知覚が
促されるポジティブな空間であり、そこで私たちは、「自然」あるいは
「美術」という枠組みの外側に広がる無限の可能性に気づかされるでしょう。

狩野が「自然の設計」と称しておこなうインスタレーションは、
空間に描かれたドローイングのように静かに強く私たちの前に立ち現れます。

||||||||||||||||||||||||||||

平田晃久氏設計のパヴィリオン内部には新作インスタレーションの展示、MOT館内のMOTショップ前ホワイエでは写真作品の展示を予定しています。

また、展覧会に合わせて限定製作のBOX入り写真のエディションを販売予定です。
L版30枚セット、デジタルCプリント(マット仕上げ)、ハガキサイズの蝋引き紙箱入り、ed.100、予価¥3,000~3,500
MOT THE SHOPと恵比寿ナディッフで取り扱いです。

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/125/2

Website


写真作品「Studying about something / Anonymous birds」のシリーズが東京アートポイント計画|東京文化発信プロジェクトのウェブサイト-マンスリーギャラリーに掲載されています。 


毎月初めにスライドショーの内容が更新されます。
僕の作品は10月から12月にわたって掲載される予定です。

Studying about something / Anonymous birds
無名だけれどすてきな雰囲気をもう一度思い出すための方法を探すこと。
その雰囲気の何について気になるのかがそのときに分からなかったとしても、それを大切なこととして扱い覚えておくことは無価値ではないと思う。

鳥を見ている。名前はあまり知らない。彼/彼女らが自分で名乗るわけでもないのだし、そもそも僕は共通の言語を持っていない。だからこそ、誤解が生まれる はずもなく、少なくともお互いにわからない存在であることだけは確かになる。理想的には今のところその鳥に名前を与えることを保留にしたままにしておきた い。

http://www.bh-project.jp/artpoint/

Exhibition
(終了しました)

恵比寿・TRAUMARIS|SPACEにて開催される展覧会に参加します。  新作インスタレーションと写真作品を展示予定です。

企画展「自由について」 
出品作家:春木麻衣子 狩野哲郎 三嶋安住  企画:住吉智恵(TRAUMARIS アートプロデューサー・ライター)
会期:2011年10月13日(木)~11月27日(日) 月曜・祝日休み 16:00〜24:00L.O.(日曜14:00〜22:00)


会場:TRAUMARIS|SPACE
〒150-0013 渋谷区恵比寿 1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 3F

●会期中のイベント:
10月29日(土)タケヤアケミ 震災リベンジ パフォーマンス
11月26日(土)Kiiiiiii 座りコヨーテ ライヴ

http://traumaris.jp/space/2011/09/post-7.html

Exhibition(終了しました)

秋田県大館市にて開催されるゼロダテ/大館展 2011に新作インスタレーションで参加します。 大館駅前の鶏めし花善さんのビル内スペースと屋上に制作予定です。 大館には会期中の15日(月)まで滞在します。 会期は9日間と短めですが、関連イベントやワークショップなど多数企画されているようですので、詳細はプロジェクトのサイトをご覧ください。


秋田県大館市アートプロジェクト ゼロダテ/大館展 2011 「もうひとつの大館」~五周年記念展~

会期: 8 月12 日(金)~20 日(土)
会場: 秋田県大館市 大町商店街 田町・栄地区 御成町1 丁目~四丁目 JR 大館駅周辺 他

主催:ゼロダテ / 大館展 実行委員会

展覧会詳細 :
http://www.zero-date.org/

Exhibition
(終了しました)

横浜、黄金町エリア一帯にて開催されている「黄金町バザール2011」に参加します。 エリア全体に点在している会場の中のひとつの竜宮美術旅館(りゅうぐうびじゅつりょかん、京急日ノ出町駅下車すぐ)2階のベランダに新作インスタレーション作品を制作しました。
なお、8月31日までの期間は公開制作期間となっており、9月2日からの展示期間に向けて作品に手を加えていく予定です。



黄金町バザール2011『まちをつくるこえ』
会期:公開制作と展示期間:2011年8月6日(土)~8月31日(水)/展示期間:9月2日(金)~11月6日(日)
会場:京急線「日ノ出町駅」から「黄金町駅」間の高架下スタジオ、周辺のスタジオ、既存の店舗、屋外空地、他
会場時間:昼間の会場(主に屋内)11:00~19:00/夜間の会場(主に屋外)日没~0:00
休館日:8月・9月の毎週木曜日、10月13日(木)、10月27日(木)
入場料:黄金町バザール2011(一部会場のみ)会期中有効のフリーパス 高校生以上:500 円/中学生以下:無料
主催:NPO 法人黄金町エリアマネジメントセンター/初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会

展覧会詳細 : http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2011/

Exhibition
(終了しました)

先月まで個展を開催させていただいたwaitingroomにてグループ展に参加しています。 前回個展と関連のある小作品3点と、ウォールドローイングを標本化したユニークのグッズを出品しております。 また、聞き耳(齋藤祐平 x 淺井裕介)を展示作家として推薦させていただきました。

グループ展 in the waitingroom @waitingroom(東京)
会期:2011年7月16日(土)~8月13日(土)
※会期中は、金&土&日の13:00~19:00、月17:00~23:00のオープンとなります。

<展示作家>
加藤豊 / 水野健一郎 / 名和真紀子 / 吉田博 / 石山浩達 / くまおり純 / 森田晶子 / ナカノヨーコ / 渡邊陽平 / 武居功一郎 / 城戸熊太郎(qp x 二艘木洋行)/ 柵木愛子 / 田中ヒサミ / 奥まゆみ / 麥生田兵吾 / 辻可愛 / フキン / 沖真秀 / 下平晃道 / 多田玲子 / onnacodomo / 狩野哲郎 / 聞き耳(齋藤祐平 x 淺井裕介)/ 子羊クラブ(東海林巨樹 x NANOOK x きたばやしけんご)/ mumbreeze(花田欣哉 x 花田佳緒)/ Philip Colley / 風間重美 / 廣田理恵(ROTARI PARKER)/ 河野愛

(以下ギャラリーウェブサイトより引用)

今回の展覧会は、これまでwaitingroomで展示を行ってきた作家が、
それぞれ2名ずつ「共に展示したい」と思う作家を推薦する、
作家キュレーションによる総勢24名+5組の大所帯グループ展です。

推薦作家のセレクションについては、
「共に展示したい作家である」ということ以外に、
基本的に実社会において、なんらかのつながりがある、
という条件で推薦してもらいました。

友人、先輩後輩、過去にグループ展で一緒になった、作品が気になっていてTwitterで知り合った等々・・・

作家間の関係性は、実にさまざまです。
別々の作家に推薦された作家どうしが偶然知り合いだった等、
小さなネットワークがくっついたり、重なったりしています。

展示空間では、普段は一緒になることのない世界観が同居したり、
なかなか見ることのない組み合わせを楽しませてくれるでしょう。

本展のタイトルは『in the waitingroom』。
ギャラリー空間に架空の待合室をつくってもらおう、というコンセプトです。

時間が来るのを待つ場所である 待合室は、
同時に、すれ違う「人、モノの一期一会の場所」。

小さなネットワークどうしの出会いが、どのような
一期一会の世界をつくっていくのか、どうかお楽しみください。

展覧会詳細 : http://waitingroom.jp/japanese/exhibitions/current.html


Event
(終了しました)

狩野哲郎『New Plants by Tetsuro Kano』 発行記念アーティストトーク


出 演:
狩野哲郎(アーティスト)
ゲスト:
下道基行(アーティスト)
日 時:
2011年6月26日[日] 17:00ー19:00
会 場:
NADiff a/p/a/r/t 店内
入場無料(予約不要)※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

恵比寿NADiff店内にて、waitingroomにて開催中の個展の関連イベントとしてトークをさせていただきます。 
無料のイベントとなっておりますので、よろしければぜひお立ち寄りください。
※個展会場とトーク会場は別会場となっております(徒歩約10分)。 またイベント開催当日はwaitingroomの休廊日となっておりますが、トーク終了後19:30ー21:00までの間展示をご覧いただけます。
イベント詳細はこちら→(NADiff webサイト


Exhibition
(終了しました)




狩野哲郎 個展 「Anonymous Corridors ~あたらしい回廊~」@waitingroom(東京)
waitingroom(ウェイティングルーム)
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-8-11 渋谷百貨ビル 4B


2011年5月28日(土)~7月9日(土)
※会期中は、月曜17~23時および金&土曜 13~19時のオープンとなります。

会場内のウォールドローイングの制作過程を以下よりご覧いただけます。
Tetsuro Kano "anonymous corridors" work in progress @waitingroom





以下、プレスリリースより

waitingroomでは、2011年5月28日(土)から7月9日(土)まで、 狩野哲郎個展『Anonymous Corridors ~あたらしい回廊~』を開催いたします。本展は、ミクストメディア・ドローイングシリーズ『新しい植物/New Plants』の新作群と、壁面の状態に呼応しながら制作するウォールドローイングシリーズ『Neotopia』、そしてテープや紐などの日用品を用いた インスタレーションの3つの要素で構成されます。また、本展に合わせて作家初のZine(ミニ画集)も発表・販売いたします。

“あたらしい自然”を作る本展の試み
本展のタイトル『Anonymous Corridors~あたらしい回廊』は、生物学用語である“動物の通り道=緑の回廊/Green Corridors”(※)から来ており、動物たちが持っているであろう認識や感覚が、作家によって新たに別の形で提案されるということがテーマとなって います。「僕が提案するものの色や形や素材は、動物たちにとって見知らぬことが多いけれど、ひとたび彼/彼女らに提案された「もの」を回廊として扱い、認 めたとき、その意味や存在価値が不確定であったオブジェクトやストラクチャーは、あたらしい自然になりうるのかもしれない」と作家自身が語るように、自然 界における植物や動物、そして人間のあいだに存在する目に見えない関係性を観察し、そこに新たな状況を提案することによって生まれる「あたらしい自然=回 廊」を、ドローイングやインスタレーション作品を通して表現しています。

狩野が創り出す“あたらしい回廊“を、この機会に是非、ご高覧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

※ 緑の回廊:自然生態系の保護に関する生態学の用語であり、ヒトの生活圏によって分断された野生生物の生息地間をつなぎ、主に動物種の移動を可能とすること で生物多様性を確保するための植物群落や水域の連なりを指す。人工的に設けられたものを指す場合が多いが、同様の効果を持つものならば意図せず形成された ものに対しても用いられる。「水と緑の回廊」や「緑のコリドー」とも呼ばれる。(Wikipediaより)

(左右とも)『新しい植物/New Plants』シリーズより、2011年、ミクストメディア、21 × 29.7 cm

Recent Works

近作の写真をFlickrにアップロードしました。 images of recent works are available on Flickr pages.


2010_12_18_01688_s
"Naturplan / 自然の設計" 2010 Installation(mixed media) project room sasao, Akita, Japan

2010_12_28_01782_s
"Neotopia, Nameless play, Magical paths" 2010 masking tape, sticker on the glass/wall, framed drawings, etc. installation view at solo show"Magical paths" project room sasao, Akita, Japan

_MPF9690_s
"Naturplan / 自然の設計" 2010 Installation(mixed media) Akiyoshidai International Art Village,Yamaguchi, Japan


2010_11_06_00674_s
"Neotopia" 2010 masking tape, sticker on the glass, Akiyoshidai International Art Village, Yamaguchi, Japan

2010_10_22_00248_s
"Naturplan / 自然の設計" 2010 Installation(mixed media) Aomori Contemporary Art Centre, Aomori, Japan


2010_09_24_10967_s
"Moving garden / 移動する庭" 2010 workshop(mixed media) Green, Akita, Japan


2010_09_01_9814_s
"Naturplan / 自然の設計" 2010 installation(mixed media) Seoksu market(Seoksu Art Project), Anyang, Korea

2010_03_14_6473_s
"Naturplan / 自然の設計" 2010 installation(mixed media) Moon house / Yokohama apartment, Yokohama, Japan


Exhibition(終了しました)



狩野哲郎「魔術的な小道/magical paths」
project room sasao(web) 秋田市大町3-1-12 川反中央ビル3階
2010年12月4日(土)- 26(日) 定休日:月 • 火
12:00-19:00(日・祝祭日/最終日は18:00まで)

project room sasao
(秋田)にて個展が開催されます。 青森で展示したドローイングの組作品のほか、新作ドローイングの組作品、マスキングテープやステッカー、色鉛筆などで壁に直接描くドローイング作品が展示されます。 また、ギャラリーの入居するビルの屋上にちいさなインスタレーション作品も制作予定です。

渡り鳥が親の付き添いなしにはじめて旅に出るときには、諸大陸には鳥だけに見える生得的な道がついている。 すでに飛行経路をなんらかの理由で知っている。 (「生物から見た世界」ユクスキュル)

- 関連企画 -
The art conference AKITA トーク  狩野哲郎 × 服部浩之(midori art center (MAC) / ACAC)
日時:12月23日 (火・祝) 19:00-20:30
参加料:1000円drink付
会場:cocolaboratory

Exhibition(終了しました)



秋吉台国際芸術村で開催される展覧会に参加します。 滞在制作し屋外の大きなスケールのインスタレーション作品のほかギャラリー内にほほ笑ましいわなのようなインスタレーション作品。 
また新しい展開としてその場所の環境に反応しながら壁に直接描いていくドローイング作品を制作しました。


NEO-TOPIA | ネオトピア

アートによる「場」の再生実験プロジェクト
2010年11月7日(日)~11月21日(日)

参加アーティスト
NOVAIA LIUSTRA(中野良寿+安原雅之)
生意気(デヴィッド・デュバル・スミス&マイケル・フランク)
狩野哲郎
淺井裕介

制作の様子をブログでレポートしています!
http://aiav.jp/blog/neotopia/

10月末より約2週間、
4組のアーティストが秋吉台国際芸術村に滞在し、敷地内の普段は使われていない場所を舞台に、自然と向き合いながら野外制作ならではのスケールの大きな作品制作に取り組みました。

NOVAIA LIUSTRA(中野良寿+安原雅之)
地元アーティストの中野良寿さんは、宿泊棟周辺の枯れ池に、竹炭を使った巨大な「トリコ」のパターンを制作したほか、臨時駐車場に窯を造り、水の浄化作用のある鉄炭団子を一晩かけて焼き、できた団子を本館棟のギャラリーでインスタレーションとして提示しています。

生意気(デヴィッド・デュバル・スミス&マイケル・フランク)
総勢11人編成のチームで来村したニュージーランド人のデヴィッドとイギリス人のマイケルによるクリエイティブ・ユニット「生意気」は、芸術村の裏山にあ る集落跡地をみるみるうちに愉快な庭へと変化させ、11月3日には「生意気オーケストラ」を参加者と共に編成し、ライブ演奏を行いました。

狩野哲郎
芸術村の四方八方に網を張り、本館棟から宿泊棟を繋ぐ大規模なインスタレーションを展開した狩野哲郎さんは、上流から下流へと流れる様に伸びる網に、動物と人間のあるかもしれない視点の相違を探る様々な仕掛けを点在させています。

淺井裕介
「地上絵」に挑戦した淺井裕介さんは、県内外から集まったボランティアと共に連日制作に取り組み、日没後は本館棟内に泥絵を、また淺井誓さんとのユニット「緑のはっぱ」として芸術村周辺の植物を使った作品を制作しました。

※「地上絵」は、芸術村裏の権現山の山頂から鑑賞できます。会期中は、毎日午後2時よりガイドツアーを行います(雨天中止)

NEO-TOPIA | ネオトピア

アートによる「場」の再生実験プロジェクト
2010年11月7日(日)~11月21日(日)

オープニングトーク:11月7日(日)14:00スタート 
(受付:13:30~ 宿泊棟前)
※アーティストと一緒に裏山を登ります。暖かい服装、歩きやすい靴でお越し下さい。
午後16時より交流会(本館棟1Fカフェ)を予定しています。
参加費:1,000円(軽食有り)

会場・お問い合わせ 
秋吉台国際芸術村
〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉50
TEL:0837-63-0020 FAX:0837-63-0021
info@aiav.jp

主催:(財)山口県文化振興財団 秋吉台国際芸術村
後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会
助成:財団法人地域創造


Workshop / Exhibition
(終了しました)


秋田市の有料老人ホームGREENにてフォーエバー現代美術館準備室/FMOCA(Web企画のワークショップおよびドローイング+立体作品の展覧会が開催されます。


日時:
ワークショップ「移動する庭」:2010年9月26日(日)
作品展示「あたらしい植物/New plants」:9月14日(火)~10月31日(日)
会場:有料老人ホームGREEN(秋田市)

(以下、FMOCAウェブサイトより)
「移動する庭 みんなでつくるあたらしい自然」GREEN 種まきワークショップ

有料老人ホームGREENでは、GREEN Garden Projectと題し、秋田の自然を着想とした作品をアーティストが制作、施設内で展示しています。
種まきプロジェクトは、美術作家、狩野哲郎さんがあらゆる地域で集めてきた様々な種や球根を自由に移動できる花壇に植えて育てるワークショップです。 水やりなどのお世話をしながら、どんな芽が出てくるのか? どんな花を咲かせるのか? 成長を眺めます。
時間が経つにつれ、いろいろな人が持ち込んだ種子、自然に飛んできた種子が混じりあい、あたらしい自然の風景をつくります。

種まきワークショップに関連し、9月14日~10月31日の間、GREEN施設内に狩野さんによる作品を展示します。 ぜひこの機会にご訪問ください。
(引用終わり)

会場、参加方法などの詳細はFMOCAウェブサイトをご参照ください。


Residency Program / Exhibition
(終了しました)



国際芸術センター青森(ACAC)アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 2010 秋
招聘により青森市に9月中旬から11月下旬にかけて滞在します。 9月上旬からACACに滞在し、10月23日から開催される展覧会に向けての作品制作やリサーチのほか、ワークショップやレクチャーといった様々な交流プログラムに参加・実施します。

プログラム・テーマ 「BIKKURI 喫驚(びっくり)」
喫驚(びっくり): 意外なことにおどろくこと。
「哲学は驚きに始まる」というプラトン、アリストテレスの言葉を引き合いに出すまでもなく、何かについて疑問に思ったり、探求したりする原動力は、驚きからやってくるといえるでしょう。アーティストが素材と出会ったとき、偶然性が作品の中に取り入れられるとき、作品として何かが形となるとき、そこにはさまざ まな驚きがあるはずです。そして、作品を見る側にとっても、アーティストが提示するさまざまなまなざしや切り口は、安定していた世界を揺さぶる驚きのまなざしでもあります。それはひっくり返るほど驚くことではなく、ちょっとした驚きであるとしても、じわじわと社会に広がっていくような驚きの種なのではないでしょうか。2010年の秋のアーティスト・イン・レジデンスでは、この小さな「驚き」についての考察から出発します。

招聘アーティスト
Angie ATMADJAJA(アンジー・アトマジャヤ)/ SONG Sanghee(ソン・シャンヒ)/ 狩野 哲郎(かのう・てつろう / 津田 道子(つだ・みちこ)/ 山本 聖子(やまもと・せいこ)

会場: 国際芸術センター青森 (Web
展覧会会期: 2010年10月23日(土)-2010年11月21日(日)


News

 
 
雑誌『COYOTE No.44 (2010/8/10発売)』(スイッチ・パブリッシング) の最初の一歩 第44回 種田陽平。
にて作品画像が掲載されています



Residency Program / Exhibition
(終了しました)



Seoksu Art Project 2010 - Asia Arts Link (AAL) - Asian Artist Exchange Residency Programの招聘により韓国・安養(アニャン)市に7月中旬から9月中旬にかけて2ヶ月間滞在します。

- Artists:
International Residency Program: Laura Cooper(UK), Gabriele Horndasch(Germany), Ian-John Hutchinson(Naw Zealand), Ibai Hernandorena(France), Katrin Murbach(Switzerland), Riikka Tauriainen(Finland), Dorota Podlaska(Poland), Markuz Wernli Saitô(Switzerland)
Asian Artist Exchange Residency Program: Tetsuro Kano (Japan), Marc Vincent Cosico (Philippine), Palash Bhattacharjee (Bangladeshi), Jim Allen Abel (Indonesia)

Seoksu Art Project 2010 - Asia Arts Link (AAL)
- Asian Artist Exchange Residency Program

- Period of residency: 2010. 07. 01 – 09. 30 (mandatory residency period: 2010. 07. 15 – 09. 15)
- Open Studio + Exhibition/ art mediation & education program (Date: September 3rd – 12th 2010)


-
Venue: ManAn New Town Development Zone, Seoksu Market in Anyang, Korea
-
Hosted by: Supplement Space STONE&WATER, SAP2010 Organizing Committee, Anyang Public Art Project Foundation
-
Organized by: Supplement Space STONE&WATER, SAP2010 Organizing Committee,
-
Sponsor: Arts Council Korea, Gyeonggi Cultural Foundation
- Collaborative organization in Asia:
Toride Art Project (Japan), Project Space Pilipinas (Philippine), Porapara Space for Artists (Bangladeshi), Ruang MES 56 (Indonesia)
- Participating artists:
4 recommended artists from networked residential art centers and related organizations in Asia - Tetsuro Kano (Japan), Marc Vincent Cosico (Philippine), Palash Bhattacharjee (Bangladeshi), Jim Allen Abel (Indonesia)


News



美術館・アート情報Webマガジン"art scape"内artscape blogの第5ターム(2010年5-7月)ブロガーとして、写真作品「Studying about something」に関連するブログ・プロジェクトを更新しています。 このブログでは3ヶ月のあいだに移動した先で日々撮影したスナップと過去5年くらいのあいだに撮影したスナップをおりまぜて、ちがう時間/ちがう場所の風景のつながりをさがす実験をしてみたいと思っています。

主に現地滞在制作型のインスタレーションを発表することが多いので、展覧会のたびにさまざまなところに赴きます。 そうして滞在しているあいだは、 旅行で訪れるよりもすこしだけ近く、住まうよりもすこしだけ遠くからその場所の風景をながめているような、あいまいな距離を感じることがあります。 そもそも見たことのない風景に対する想像力はきっと限られていて、いつも僕の前には突然にあらわれて、わからないままに写真をとってしまいます。

そうして集まった、何かすてきな風景のことはすぐにはわからないのだけど、突然にちがう時間/ちがう場所の風景とつながるような気がすることがあるのですが、いままではそれをならべてみることはしてきませんでした。 アーカイブはFlickrというサイトにアップロードしてあるのですが、意識的に連想ゲームのような感覚でここ数日とここ5年を往復しながらならべます。 明日から、どんな風景があらわれるかまだわからないし、そこからどんな風景を思い出すかはまだわかりません。 けれど、そんなふうにして3ヶ月後にたち現れるであろうシークエンスはすてきなものになるであろう予感はしているのです。


News

  
雑誌『植物デザイン 2010 vol.3』(草土出版) の特集に掲載されました。

Report

横浜での滞在制作展の展示風景
 
 
 
 
 
 
"自然の設計/Naturplan" 2010, Installation-mixedmedia


自然の設計 ― 狩野哲郎 展 Naturplan ― KANO Tetsuro exhibition -鳥がいる庭/庭にいる鳥-
企画協力:ムーンハウス/オンデザインパートナーズ

その空間は最初からある特定の鳥のために設計されたわけではなかった。
しかし私たちは適当に放任された鳥は時にある種の想像力を持って空間に反応することを知っている。  それでは、鳥は山で何を考えた?

天井高5メートルの共有空間をもつ、ヨコハマアパートメント(横浜市、西田司/オンデザインパートナーズ設計)の共有部、居室一室を使い、
インスタレーションとドローイングの展示を行います。 3月中はヨコハマアパートメントの住人として、滞在しながら作品制作展示を行います。

会場:実験スペースムーンハウス(ヨコハマアパートメント1階)横浜市西区西戸部町2-234 (MAP)
JR桜木町駅より89系統バス一本松小学校下車徒歩6分(最寄りバス停からの地図 http://labs.mapion.co.jp/chizugaki/#/prev/72596/
滞在制作:2010年3月3日(水)―3月28日(日)※滞在制作期間中の公開日以外はアポイント制となります。 
展示公開:3月13日(土) 14日(日) 20日(土) 21日(日) 27日(土) 28日(日) の6日間 13:00ー18:00 入場無料


ヨコハマアパートメント(on design Webサイト)
http://www.ondesign.co.jp/works/pjc_0005/index.html

会期中のイベント:

3月13日(土)18:00-オープニングトークとパーティ
ゲスト L PACK(カフェユニット)、西田司(オンデザイン/ヨコハマアパートメント設計者)
    L PACK http://lpack.exblog.jp/
3月20日(土)17:00-アーティストトーク
ゲスト 有山宙+松原慈(assistant)、西田司(オンデザイン/ヨコハマアパートメント設計者)
    assistant http://www.withassistant.net/
3月23日(火)19:30-狩野哲郎まったり夜ごはん&トーク「クローバーからチャボ」
             ART LAB OVA13坪のアートセンターにて、要予約、詳細と予約は以下から
             ART LAB OVA http://downtownart.hama1.jp/e828102.html
3月28日(日)
16:00-blanClass 出張対談+生放送
ゲスト 清水哲朗 (東京造形大学教授)、眞島竜男(現代美術作家)、小林晴夫(blanClass)、西田司(オンデザイン/ヨコハマアパートメント設計者)
    blanclass http://blanclass.com/

モデレーター 狩野哲郎+西田司 

ヨコハマアパートメントBlog
http://d.hatena.ne.jp/ondesign1/
(※会期中のヨコハマアパートメントにおけるイベント/作家滞在制作スケジュールなどの詳細はBlogをご覧下さい。)

展示に関する問合せ/予約連絡先(E-mail) :tkano(at)tkano.com(狩野)
ヨコハマアパートメントに関しての問い合わせ :045-650-5836 yanai(at)ondesign.co.jp(オンデザイン担当/梁井)


Report

opening project:狩野哲郎滞在制作展 / Tetsuro KANO work in progress project & exhibition(終了しました)
「自然の設計 / Naturplan、中空の山登り」
種を蒔き植物を芽吹かせ、一羽のチャボ(小型の鶏)とともに空間を生成し、変奏を見守るプロジェクト。

Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上 
http://aomorimac.exblog.jp/(Midori Art CenterのBlog 毎日、滞在制作写真日記を更新しています)

服部浩之氏(ACAC/ YICA / MAC)によるMidori Art Center (MAC)@ホテル山上の記事
http://www.artscape.ne.jp/artscape/blogs/blog2/2009/12/midori_art_center_mac_1.html
↑ドローイング(自然の設計―中空の山)
画用紙に色鉛筆 2009 297×210mm(青森のためのプラン)

作家滞在期間;12/1(Tue) - 12/27(Sun), 2009 くらい
展覧会;12/13 (Sun) , 2009 - 1/31(Sun), 2010 金土日の14:00-19:00
*事前にご連絡いただければ月〜木も対応可能
オープニングパーティ;12/13 (Sun) ,2009 18:00 - 21:00くらい
会場:Midori Art Center@ホテル山上、空間実験室(青森市)

企画:服部浩之 / Hiroyuki HATTORI
主催:Midori Art Center (MAC)
共催:Maemachi Art Center (MAC)
協力:ホテル山上
会場協力:空間実験室

Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上
Project Space〒030-0862 青森市古川3-16-9
Residence〒030-0845 青森市緑1-8-9, 1-9

以下展覧会についてMidori Art Center (MAC)主宰 服部浩之氏のテキスト

狩野哲郎が青森にやってきてMidori Art Center (MAC) @ホテル山上がスタートすることについて


 2 週間くらい前に横浜で狩野くんの最新作を見た。黄金町の高架下にある洒落たスタジオでの展覧会だ。相変わらずホワイトキューブではない特色のある場所を、 よく観察し租借して読み込んだ素敵な空間になっていた。そういえば、山口でも情緒ある日本家屋に対してとても軽快に彼の世界を貫入させていた。
 彼は性格の強い場所に対してとても敏感に反応し、そこに自分の庭を非常に巧みに生成するのだ。

 そんなことを考えつつ、だったら逆に今回は極めて平凡な場所に彼がどんな化学反応を与えるか見てみたいと思い、単なる白い壁と屋根で囲まれた場所を用意して みようと思いたった。そして平凡とはいえ、微妙な色彩のフロア、青いタイル貼りの段差のある奥、いびつに浮遊する棚などがある無性格ではない小さな空間を つくった。
 この平凡な場所と狩野くんがどんな対話をし、どんな風景を生成していくのだろう?

 そんな経緯でMACプロジェクトスペースはスタートした。


狩野くんの目線の高さがえらく変化しているという事実、あるいはもしもチャボの目でこの空間を体験したら世界はどのようにみえるのだろうかという疑問

 彼のこれまでの作品を振り返ると、植物を芽吹かせたり、チャボを登場させたりと、いつも非常に低い位置にその視線が向けられており、その地面との距離感は通常の僕らの視線の高さとは明らかに異なっていることに気付く。

 彼 は山口でも横浜でも、チャボと植物とホームセンターなどで入手できる素材を用いてインスタレーションを構成してきた。今回も登用された素材はほとんど山口 から横浜を経由して青森に届いたもので、見慣れた素材ばかりであり、目新しいものはほとんどない。もちろん、青森でみつけたものも多数あるが、空間構成に 対するものの扱いはほとんど変わっていない。
 ただ今回圧倒的に変化したのは、その視線の幅が一気に増幅されたことだ。もっと言うと、インスタ レーション全体を眺めたときに、中心となる(あるいはもっとも注目されるポイントの)視線のレベルが上昇したことだ。つまり、中空に浮遊する円盤に盛られ た雑穀のえさの山、天井から吊られた種や殻など、これまで主に地面に直接配置されていたものたちの多くが中空に(それもちょっとこれまでより高い位置に) 浮かんでいるのだ。人間の目線で見るとわりと自然な高さに引き戻されたように見えるが、これをチャボの視線の高さに置き換えてみると、格段に上空へと世界 が拡張されている。

 実はここには人間の通常のスケール感では見えてこない、もっと小さな存在にとってのちょっとした冒険の空間がある。 放たれたチャボの目線になって回遊してみると、そこには家からのびるスロープ、色彩豊かな結界、巨大な階段、テーブルのうえのまち、そして中空に浮かぶガ ラス器上に芽吹いた食事などが見えてくる。これまで彼はものの価値や見方をちょっとだけずらして活用し空間を形成したきたのだが、今回は加えて目線をずら し、それに呼応してものの扱いも、もう一段階ずらしてみせた。

 狩野くん自身はチャボを投入したことについて、「作品に対して予期出来な い行動を仕掛けてくる極めて客観的な他者という存在を介入させてみた」と言いつつ、その一方で、その他者としてのチャボの目線で眺めることができる世界を 構築しているという不思議な両義性を持たせていることが非常に面白い。矛盾というわけではないけれど、明解に一面には回収できない複数性が存在している。

 それにしても、チャボが中空に浮かぶ食事の山をついばむことはあるのだろうか。あるいはまったく無関心で彷徨い続けるだけなのだろうか?

 とりあえずは、ゆっくりと作品の変化を見守っていきたいと思う。

Midori Art Center (MAC)主宰 服部浩之


Report

f:id:jikannohana:20090910112611j:image

淺井裕介と狩野哲郎の滞在制作型2人展終了しました。
狩野は鳥と植物のインスタレーション「自然の設計/Naturplan」、淺井は泥絵とマスキングプラントと昔のドローイング「今ここで作ったものと過去のドローイング」(黄金スタジオA、B)からスタート、スタジオ内廊下やカフェ試聴室にもインスタレーションをゆるやかに拡張。 会期中にそれぞれのインスタレーションを黄金スタジオBに圧縮、再構成して空となった黄金スタジオAに淺井裕介と狩野哲郎「無名の遊び」さらに、サテライト会場として「秘密の屋根裏」(初音スタジオ L CAMP)、「新しいアトリエ」(大平荘スタジオ 久保萌菜アトリエ)

作品、展覧会の変遷は作家、キュレーター、展覧会に関わってくださった皆さんによるブログをご覧ください。 なかなか読み応えのあるものとなっています。

ジカンノハナBlog↓
http://d.hatena.ne.jp/jikannohana/

PEERER レビュー text by 立石沙織
http://www.peeler.jp/review/0912kanagawa/index.html

PEERER アートエッセイ 淺井裕介・狩野哲郎 二人展『ジカンノハナ -Time Blossoms-』 text by 福田末度加/u-nit
http://www.peeler.jp/special/artessay02/index.html

TOKYO ART BEAT レビュー「ジカンノハナ展  ‐Time Blossoms‐ それぞれがもつ「時間」の意味」 text by 高木美希
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2009/11/jikan-no-hana.html

服部浩之氏(ACAC/ YICA / MAC)による黄金町界隈とジカンノハナ展紹介記事
http://www.artscape.ne.jp/artscape/blogs/blog2/2009/11/post_125.html


今日見たものは明日見れないかもしれない、明日見れるかもしれないものは今日見れるとは限らない。 じっと見る、とはそういうこと。
最終日が終わりのかたちとはかぎらないのです。

「ジカンノハナ」
時:2009年11月6日(木)~28日(土)  月火予約制 水~日12:00~19:00
場所:横浜市 黄金町 黄金スタジオA,B初音スタジオA-2、L CAMP 2階
作家:淺井裕介、狩野哲郎
企画:田多知子
お問い合わせ : jikannohana(at)mni.ne.jp

平成21年度横浜先駆的芸術活動助成事業
協力:黄金町エリアマネジメントセンターアーロン ランゲージ サービス試聴室L PACKアラタニウラノ

November 6 to 28, 2009 from 12:00 to 19:00

Reservations required for Mondays and Tuesdays
Kogane Studio in Koganecho
Artists: Yusuke Asai, Tetsuro Kano
Curator: Tomoko Tada
Grant Aid: Art Commission Yokohama 2009
Cooperative Assistance: Koganecho Area Management Center, Aaron Language Services, Shichoshitsu, ARATANIURANO

以下キュレーターより

-植物が育つその瞬間を人は見ることができない-

 忙しい毎日。電車に乗るのに駆け込む時。あわてて流し込む珈琲。時間泥棒に追いかけられ、いつの間にか減っている時間。子供のころ時間を忘れて遊んだこと。 のめりこんでみる映画。いつの間にか時間を忘れて没頭する。心は満たされ、時間は増える。どうして、時間は増えたり減ったりするのだろう。

 私たちはここに3つの時間を提示します。作品の中の人間以外の生き物が成長する目に見えない時間。作品ができあがっていく過程、期間中作品が成長する時間。そして作品の中に従来存在する時間空間。会期中作品は成長を続けます。

 淺井裕介と狩野哲郎のふたりは、時間泥棒たちとユーモアあふれる対話を繰り返します。決して目には見えない時間をあらわにすることによって、ミヒャエル・エンデの物語『モモ』のように時間を取り戻す作戦を立てています。

Time blossoms

Days are busy. We run to catch the train; we gulp coffee without tasting it. When we were young and played with our friends, we sometimes forgot about time. When we forgot, we were content and it seemed as if time were increasing. So easily does time increase and decrease that time appears magical. When we face deadlines, time speeds up as if it were decreasing. Time moves at different speeds for different reasons including who we are, what we do, where we are, and how we are. The time thief too impacts our time. We are trying to discover how time works, using art to show its unique relationship to time. Art has the potential to show invisible time.

In our art, we display three levels of time. The first level of time, different from human time, is displayed in Tetsuro Kano’s work with plants as they grow during the exhibition. The second level of time is displayed in the process of creating art as Yusuke Asai works on his art during the exhibition. The third level is the time that exists in and around every piece of art you observe.

In their art Yusuke Asai and Tetsuro Kano humorously and creatively dialogue with the time thief, showing you time that you cannot see in daily living. You may even be able to see Yusuke Asai dialoguing in front of you as he paints during the exhibition. Please note that he will not be creating art every day during the exhibition. We are trying to recover time for ourselves like Momo did in Michael Ende’s fantasy novel, as she fought the men in gray to bring stolen time back to the people.

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