無名の鳥 / Anonymous birds

鳥を見ている。名前はあまり知らない。彼/彼女らが自分で名乗るわけでもないのだし、そもそも僕は共通の言語を持っていない。だからこそ、誤解が生まれるはずもなく、少なくともお互いにわからない存在であることだけは確かになる。理想的には今のところその鳥に名前を与えることを保留にしたままにしておきたい。 (2011年9月)


2011, Text